老人ホームの種類と違いを完全解説
📌 この記事のポイント
- ・老人ホームは大きく「公的施設」と「民間施設」の2種類に分かれます
- ・公的施設は費用が安いですが、待機期間が長い場合があります
- ・要介護度(介護が必要な度合い)によって入れる施設が変わります
- ・まずは無料の相談窓口に聞くのが一番確実です

老人ホームには種類ごとに異なる特徴があります
老人ホームの種類一覧
老人ホームは大きく分けると、国や自治体が運営する「公的施設」と、 民間企業が運営する「民間施設」の2種類があります。 費用・入居条件・待機状況がそれぞれ異なります。
🏛 公的施設(緑)
- ・特別養護老人ホーム(特養)
- ・介護老人保健施設(老健)
- ・介護医療院
費用が安い反面、待機期間が長い場合があります。
🏢 民間施設(オレンジ)
- ・有料老人ホーム
- ・グループホーム
- ・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
施設数が多く、すぐに入居できる場合が多いです。
PUBLIC FACILITY
公的施設(国・自治体が運営)
公的特別養護老人ホーム(特養)
特別養護老人ホーム(特養)は、要介護3以上の方を対象とした公的な施設です。 月額費用は5〜15万円と比較的安いですが、 入居待ちが数ヶ月〜数年になることもあります。
- •対象:要介護3以上の方
- •月額目安:5〜15万円(所得に応じて軽減制度あり)
- •特徴:終身利用が基本、費用が最も安い
- •注意点:人気が高く待機期間が長いことがある
公的介護老人保健施設(老健)
介護老人保健施設(老健)は、退院後に在宅復帰を目指す方のための施設です。 医療ケアとリハビリが充実しており、一時的な入居を目的としています。 原則として3〜6ヶ月の入居期間となります。
- •対象:要介護1以上の方
- •月額目安:8〜15万円
- •特徴:リハビリが充実・医師常駐
- •注意点:長期入居には向かない(在宅復帰が目的)
公的介護医療院
介護医療院は、長期にわたる医療ケアと日常的な介護の両方を必要とする方向けの施設です。 医療依存度が高い方でも安心して入居できます。
- •対象:要介護1以上・医療依存度が高い方
- •月額目安:10〜20万円
- •特徴:医療と介護を一体的に提供
- •注意点:施設数はまだ少ない
PRIVATE FACILITY
民間施設(民間企業が運営)
民間有料老人ホームの3つの種類
有料老人ホームは民間企業が運営する施設で、3種類に分かれます。 それぞれ対象者や提供サービスが異なります。
① 介護付き有料老人ホーム
介護サービスが施設に含まれています。要介護の方に向いています。月額15〜30万円が目安です。
② 住宅型有料老人ホーム
生活支援サービスを提供する施設です。介護が必要な場合は外部の介護サービスを使います。月額10〜25万円が目安。
③ 健康型有料老人ホーム
比較的元気な高齢者向けの施設です。要介護になると退去が必要な場合があります。
民間グループホーム
グループホームは、認知症の方を対象とした小規模な共同生活の施設です。 5〜9人の少人数で生活するため、アットホームな環境で過ごせます。
- •対象:認知症の診断を受けた要支援2以上の方
- •月額目安:15〜25万円
- •特徴:少人数で家庭的な環境・専門的な認知症ケア
- •注意点:重度の介護が必要になると退去の場合あり
民間サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、生活支援サービスと安否確認が付いた 高齢者向け賃貸住宅です。自立〜軽度の方向けで、自由度の高い生活を送れます。
- •対象:60歳以上(自立〜軽度介護の方が中心)
- •月額目安:10〜30万円(立地・設備により差が大きい)
- •特徴:自由度が高い・賃貸形式で敷金あり
- •注意点:重度化すると別施設への移転が必要になる場合あり
費用で比較する施設タイプ早見表
| 施設名 | 区分 | 月額目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 特養 | 公的 | 5〜15万円 | 費用安・待機あり |
| 老健 | 公的 | 8〜15万円 | リハビリ目的 |
| 介護医療院 | 公的 | 10〜20万円 | 医療ケア充実 |
| 介護付き有料 | 民間 | 15〜30万円 | サービス充実 |
| グループホーム | 民間 | 15〜25万円 | 少人数・家庭的 |
| サ高住 | 民間 | 10〜30万円 | 自由度が高い |
もしも20年施設を利用した場合の予算はどれくらい?
施設タイプ別に5年・10年・20年の費用をグラフで徹底シミュレーション
目的別おすすめ施設の選び方
💰 費用を抑えたい方
→ 特別養護老人ホーム(特養)が最安。ただし要介護3以上・待機あり。
🧠 認知症の方
→ グループホームが専門的ケアを提供。少人数で安心(民間施設)。
🏥 退院後すぐ入りたい方
→ 介護老人保健施設(老健)が即入居しやすい(公的施設)。
🏡 自由な生活を続けたい方
→ サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)が自由度高め(民間施設)。
地域で施設を探す方法
施設は地域によって数や費用が大きく異なります。 お住まいの地域で絞り込むと、通いやすい施設が見つかります。